TaxPinTaxPin

会社について

税務事務所の中から
生まれました

TaxPin は、ある税務事務所が自分たちのお客様のために作ったツールから始まりました。

TaxPin

私たちの物語

毎年の確定申告シーズン、同じことが繰り返されていました。書類はメールや SMS に散らばり、お客様は「届きましたか?」と電話をかけ、事務所は添付ファイルに残る機密情報を心配していました。

メールは書類棚として作られたものではありません。一度送った添付ファイルは誰かの受信箱に何年も残り、誰が開いたのかは分かりません。撮影して SMS で送られた W-2 は、ロックのかかっていないスマートフォンのカメラロールに残ります。毎年3月になると「送りました」「届いていません」という同じやり取りが繰り返され、どちらも嘘ではありませんでした。ただ、記録がなかったのです。

TaxPin は、まさにその問題を解決するために、ある税務事務所が自分たちのお客様のために作ったツールとして始まりました。派手な機能ではなく、書類が安全に行き来し、誰が何を送ったかがはっきり分かること。それがすべてでした。

そのため、製品はロードマップからではなく、シーズンごとにひとつずつ育ってきました。まずは書類を安全に送ること。次に依頼と電子署名で、「あの書類を送ってください」が電話でなくても済むように。それから請求と回収、書類ごとに紐づくメッセージのやり取り。今では給与計算も同じポータルの中で動いています。毎年、手作業だったことがひとつずつ画面の上に移ってきました。

多言語対応も同じ場所から生まれました。韓国系アメリカ人の事務所では、親の世代は韓国語を、その子どもたちは英語を、スタッフや事業主のお客様はスペイン語を話します — 同じ日、同じ事務所で。収入や社会保障番号が表示される画面で、不慣れな言語を使わなければならない人がいてはいけません。そこでお客様向けの画面は韓国語・英語・スペイン語から始まり、今では15言語に対応し、メッセージはやり取りの中で翻訳されます。

税務書類は、誰もが扱うファイルの中で最も機密性の高いもののひとつです。社会保障番号、1年分の収入、銀行口座 — 一度漏れたら取り戻せない情報が、ひとつのファイルに集まっています。だから初日から私たちの目標は、見栄えの良いポータルではなく、できる限り安全な金庫でした。

そして、それを自分たちだけの言葉にしないよう努めました。攻撃者と同じ方法で自分たちのシステムを何度も攻撃し — テナント分離の回避、権限昇格、MFA の回避、招待の乗っ取り — 見つかった問題を UI ではなくデータベースとサーバーコードのレベルで塞ぎました。内部のレビューだけでは死角が残るため、独立した外部評価(WebEASM AEGISonar)も依頼し、総合グレード 5 (Safe) を獲得し、その結果をそのまま公開しています。

便利さは、安全の上に成り立ってこそ意味があると私たちは考えています。TaxPin のすべての機能は — アップロード一回、通知一件に至るまで — データをどう暗号化し、事務所ごとにどう分離し、どう記録するかを決めてから作られます。その原則が実際にどう実装されているかをご紹介します。

設計段階からのセキュリティ

書類のセキュリティ

税務書類には社会保障番号、収入、銀行口座情報が含まれます — 漏れればそのまま個人情報の盗難につながる情報です。TaxPin の設計判断はすべて、その前提から始まります。

🔒

転送時・保存時とも暗号化

すべてのファイルはアップロードの瞬間から暗号化され、サーバーに保存された後も暗号化されたままです。書類が平文のまま置かれる場面はありません。

🏢

事務所間の完全な分離

マルチテナント分離(RLS)により、各事務所のデータはデータベースのレベルで分けられています。ある事務所のアカウントが別の事務所の書類を見ることは決してできません — アプリケーションのコードだけでなく、データベースがそれを強制します。

🔑

多要素認証

パスワードだけではデータに届きません。MFA は画面だけでなくデータアクセスのポリシー自体に結びついているため、UI を飛ばした直接の呼び出しもブロックされます。

⏱

期限付きのダウンロードリンク

書類は短時間で期限切れになる署名付きリンクからのみダウンロードできます。リンクが誤って共有・漏洩しても、再利用はできません。

🧾

完全な監査ログ

すべてのアップロードとダウンロードを — 誰が、何を、いつ — 記録しているため、必要なときに何が変わったかを正確にたどれます。

🛡

繰り返しのセキュリティレビュー

侵入テストの視点でのコード監査、セキュリティヘッダー(CSP、HSTS など)、30分の無操作で自動ログアウト、アップロードの種類とサイズの検証で守りを固めています。

これらはすべて、IRS と FTC が税務データの保護に求める原則に沿って設計されています。

私たちの信念

私たちの働き方

🔐

セキュリティ第一

セキュリティはオプションではなく、アーキテクチャそのものです。暗号化、分離、MFA はデータベース層で強制されます。

🧭

意図的な絞り込み

私たちはひとつのこと — 税務書類の安全なやり取り — を、余計なものなしにしっかりと行います。誰も使わない機能で攻撃対象を広げないことも、セキュリティの一部です。

🌐

標準で多言語

韓国系アメリカ人コミュニティ、英語・スペイン語を話すお客様、そして他の言語を話すお客様のために — すべてのお客様画面は15言語に対応し、メッセージはやり取りの中で翻訳されます。